
社会インフラを“歩いて学ぶ”体験型プログラム「RailWalker」。
初開催ながら定員の6倍に迫る反響をいただき、インフラ教育への関心の高さを実感する一日となりました。
2025年12月14日
レールワーカー・ジャパンとして初となるイベント「第1回 RailWalker(レールウォーカー)」を大阪モノレール沿線にて開催いたしました。
「社会インフラを支える技術と人の想いに触れ、心身を整える」 そんな想いからスタートしたこのプロジェクト。
初めての開催ということもあり、「どれほどの方に関心を持っていただけるのか」という不安もありましたが、結果として定員30名に対し、76組171名という大変多くのご応募をいただきました。
ご関心を寄せていただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
■ 当日の様子:インフラを「生きた教材」に
当日は、大阪モノレール沿線をウォーキングしながら、普段何気なく通り過ぎている「当たり前」の裏側に隠された技術や工夫を、元現場の視点から解説しました。
- 技術の深掘り: 支柱の構造や電車線の秘密、一度も使われたことがない「清掃・保守用はしご」のエピソードなど。
- 現場の想い: 安全を守るために、現場のプロがどのような葛藤や情熱を持って仕事に向き合っているのか。
参加者の皆さんが時折立ち止まり、熱心に写真を撮ったり、鋭い質問を投げかけてくださる姿が非常に印象的でした。
■ 参加者の皆さまから寄せられた声(抜粋)
アンケートでは、大変温かく、かつ具体的なお声をたくさんいただきました。
「毎日乗っているけれど、こんなに多くの人が支えているとは知らなかった」
「現場で働いていた方だからこその裏話(部品の強度の話など)がとにかく面白かった」
「鉄道に興味がなかったけれど、案内を聞いてインフラへの見方が変わりました」
「子どもが家に帰ってから、モノレールの絵を描いて復習していました!」(保護者様より)
■ 第1回の反省点と、次への「アップデート」
第1回ということもあり、運営面での課題も見つかりました。
私たちは、いただいたご意見をすべて「RailWalkerをより良くするための宝物」と捉えています。
- 視認性の向上: 「資料が見えにくい」というお声に対し、レーザーポインターの導入や、タブレット資料の提示方法(画面固定や見せ方の工夫)を改善します。
- 音響の改善: 外音の中でもしっかりと解説が届くよう、工夫を凝らします。
- 多様なニーズへの対応: 鉄道ファン、家族連れ、ウォーキング目的の方など、それぞれのターゲットに合わせた「探究テーマ」の細分化を検討していきます。
■ 次回予告:1月17日「安全のひみつを探究」
次回は、阪神・淡路大震災から31年となる1月17日に開催いたします。
テーマは、「震災から学んだ知恵と未来へつなぐ安全対策」。
「モノレールのひみつ研究室」とウォーキングを組み合わせた、より深い探究プログラムをご用意しています。
これからも、インフラを通じて「安全」と「ウェルビーイング」を届ける活動を続けてまいります。
今後とも、レールウォーカージャパンをよろしくお願いいたします。
